2015年3月10日火曜日

インカレミドル・リレー2014

3月7,8日に愛知県新城市で開催された、オリエンテーリングの日本学生オリエンテーリング選手権大会ミドル・ディスタンス、リレー競技部門の観戦兼併設大会出場に行ってきました。

オリエンテーリングのインカレは2回あり、
スプリントとロング・ディスタンス競技部門は秋に、
ミドル・ディスタンスとリレー競技部門は春に開催されます。当然今回は春インカレの方です。
3月という開催時期は遅く、年によっては4年生の卒業式と日程が重なることもありますが、ほぼ全ての4年生にとっては最後のレースになり、また1年の集大成の大会でもあることから、日本のオリエンテーリング界では最大の盛り上がりを見せます。


自分は大学卒業して以来過去3年間春インカレを滋賀、日光、矢板で運営しており、純粋に観戦し、併設大会に参加するのは今回が初めて。記録は低調でしたが、リレーは母校卒業生のメンバーのみのチーム編成だったこともあり、楽しませてもらいました。


ここから、学生の結果を。
ミドル競技では、秋のロング・ディスタンス競技部門でも優勝した京都大学の松下選手が他の選手に1分以上の差をつけて貫禄の優勝。個人戦二冠となり、日曜日のリレーでも京都大学として優勝すれば同一年度三冠はインカレ史上2人目という快挙が達成される期待が高まりました。


なお、2009年度以来インカレリレー男子では東京大学が5年間で4回優勝し、当然三冠も十分期待できる実力を持つ選手もこれまでいました。例えば自分の同期でインカレロング2連覇を達成した小林遼選手はリレーでも2連覇のメンバーでしたが、ミドルは1位と僅差の2位が最高。(その年は東大の現在の常勝時代の始まりの年でした。)小林選手の翌年から同じくロングを2連覇し、2位を収めたインカレミドルの翌年、ついにミドルも優勝して三冠まであと一歩と迫った結城選手は、リレーのアンカーで逆転されて涙をのみました。今年4年生だったお茶の水女子大学の稲毛選手は2年生時に個人戦二冠、昨年度はロング2連覇とリレー優勝の二冠を達成、そして今年度もロング3連覇と、ミドルの個人戦二冠でした。


インカレリレー男子選手権クラスの展望としては、昨年優勝の東京大学とエース松下擁する京都大学の頂上決戦に、東北大学がどこまで絡めるか、という予想。実際の展開もそのように、3人制リレーのうち2走を終えた時点でもトップ東京大学と2位京都大学の差は十数秒しかなく、3走松下の京都大学の方が優位かと思われました。


しかし! 東京大学はミドルで3位だった糸賀選手が素晴らしい走りを見せ、松下に2分の差をつけて帰還しました!東京大学2連覇達成!最近6年間で5回目の優勝!自分としても後輩の頑張りは嬉しかったです。


リレー選手権女子でも東京大学は女子が少ないながらも入賞一歩手前の7位と大健闘、むしろ躍進。来年は大学女子として初めての入賞が期待されます。インカレサークルとして活動を共にしている大学の中では、立教・武蔵野混成チームが2位相当の特別表彰!長くトップ層に君臨している宮川早穂選手はミドルで強く捻挫し怪我を負いながらもテーピングの上激走して好タイムを記録!素晴らしい結果です。


敗れた後の男子京都大学チームや東北大学チームの姿も遠くから眺めていたのも含め、いろいろなことがあり、とても感動的なイベントでした。これだから、インカレは熱い。




動画と結果はこちら

土曜日、ミドル・ディスタンス競技部門


日曜日、リレー競技部門

2015年3月1日日曜日

立川シティハーフマラソン記録

本日走って参りました、掲題の大会。
なぜハーフマラソンを走ったかというと、これまで1回しか走ったことがない(2010年10月)ハーフマラソンを今走ったらどれくらいのタイムが出るのか知りたかったから、という理由だけです。また、この立川シティハーフマラソンのコースはあの箱根駅伝の予選会(観戦しに行ったこともある)と似たようなコースなので、それが楽しみで、家から近いこともありこの大会を選びました。

雨が心配される天気予報でした。スタート時にはまだ降っていませんでしたが、スタートから50分くらい経った頃には降りだし、だんだんと強くなっていきました。気温も5℃程度と寒かったですが、館山マラソンと似たようなウェアリング、ただ阿闍梨シャツはやや厚いほうにして薄い手袋を装備し、サングラスではなく雨対策としてバイザーを被っていたらちょうどよかったです。

コースは滑走路をスタートして2周し、公園外に出て約7km、少しアップダウンのある公園内を約8km走るコース。日本学生ハーフマラソン選手権大会も兼ねており、たくさんの学生も出場していました。エントリー総数は8000人くらいだそう。
先日1人ハーフマラソンをして前半キロ4分で行けて後半落ちたので、今回はキロ4分をキープして84分を切れれば良いと思っていました。幅の広い滑走路をスタートして周回路、平均してキロ4分は切れていたのでそのまま維持していければいいという感じ。7キロあたりで、周囲の人より自分の呼吸に余裕がありそうであると感じた。そのあたりからゆっくりとペースアップしていって数人に抜かれた以外は追い抜く一方。スピードが速いぶんフルマラソンより給水を取るのは難しいけれど、3回取りました。前後に人がいなくなってちょっとだれた時間もあったけれど、ラスト2キロでスパート。1人追いかけて追い抜けなかったけれど、記録は予想を大幅に上回る81分台。満足の結果でした。
フルの半分だけあってスピーディーなレース、楽しかったです。ただ、3時間以上のロゲイニングやトレランレースに慣れていることもあり、ゴール後も身体には十分な余裕が残っていました。追い込み切れていないともいう。
やっぱり、レースの距離(時間)に照準を合わせてトレーニングするって、大事なんですね。勉強になりました。

ハーフを82分で走れるなら、フルベスト177分までは残りハーフを95分(キロ4分半)で走ればいいわけで、やや余裕っぽい…?