2015年1月29日木曜日

オリエンテーリングのラップ解析の見かた

オリエンテーリングのラップ解析(Lap Centerで見られるような)ラップ解析の解釈の仕方について幾人かにメールで説明したものを転載。ご参考までに。

1.
まずは、【レッグ分析】から見るのが分かりやすいです。
ご覧のとおり、右側には各レッグの1位から6位の人のタイムが
並べられています。
そのうち、上位3人のタイムを平均したものが「上位平均」の列に
書かれているタイムになります。各レッグの上位平均タイムの、
全レッグの合計に対する割合が「レッグ長」となります。
(「難易度」は僕もよく分かりませんが、タイムの分散により
レッグの難しさをおおよそ表しています。)

この解析において、上位平均は、ミスをしない理想のランナーが
コースを走った場合の理想のタイムと想定されています。

2.
続いて、【ラップ解析】に移ります。
最上段と2段目は各人各レッグの区間タイム・積算タイムと
その順位なので説明はいらないでしょう。
ラップ上位3人に対する相対値(%)は文字通りの意味で、先ほどの
「上位平均」に対する各人のタイムの比率になります。

ここからがラップ解析の真髄で、
「レースの半分の区間はある程度上手く(ミスせずに)行っている」という
前提のもと、先ほどの各人の上位3人に対する相対値(%)を、
値が小さい(比較的速い)ほうから順にピックアップしていきます。
どれくらいピックアップするかというと、ピックアップしたレッグの
「レッグ長」の合計が50%を超えるまでです。

ピックアップしたレッグがどれかは明確に示されませんが、
ピックアップしたレッグの相対値(%)を平均したものが、
中段に書かれている「巡行速度(%)」になります。
巡航速度は、各人がスムーズに行けば上位に対してどれくらいの
割合のペースで進めるのかをだいたい示しています。

そして、各レッグの「上位平均」のタイムに各人の「巡行速度」を
かけたものが、各人がミスをしなかった場合に出るであろうタイムになります。
そのミスをしなかった場合に出るであろうタイムと、実際のタイムを
比較したものが、「ミスタイム」になります。
全レッグのミスタイムを合計したものを、実際のレースタイムで割ると、
「ミス率(%)」がはじき出されます。

3.
最後に、【チャート】について。
「リアルタイム」チャートは問題ないでしょう。
「上位平均110%相対」は、何回か出てきている「上位平均」のタイムの
110%値に対し、どれくらい遅れているかを示しています。
実際には時間差を見るより、全員同時スタートだったとして、
どのレッグでどれくらい遅れて、何人くらいに抜かれたのかを見たりします。
「巡行速度-ミス率」は見た通りですね。巡航速度、ミス率とも小さい方が速いです。


蛇足ですが、パソコンで「ラップコンバット2」というソフトをインストールして、
Lap Centerからラップデータをダウンロード、解凍して開くと
独自の分析ができたり、チャートを拡大して見たりすることができます。

2015年1月26日月曜日

自己ベスト更新!

今シーズンの目標レースとして、館山若潮マラソンに参加してきました。自身8回目のフルマラソン。
毎年同日開催の大規模大会に茨城の勝田マラソンがあり、昨年はそちらの方に行ったので、今年はこちら、という感じで選びました。
規模としては勝田のほうが大きく、館山も全く悪くはないけれど総合的には勝田のほうが上かなと思いました。

交通アクセスは、往復ともにバス。新宿駅(といいつつ実際は代々木駅)から会場に直行してくれるバスを予約し、前日に電車の時間を調べてみたら始発でギリギリ、ということが判明し、危なかった…。もう1つの選択肢、JR臨時特急は人身事故で大変だったようなので結果的に問題なし。
ただ、帰りはアクアラインや各所の渋滞にハマったので電車が良かったかな、とも思ってます。


さて、本題。
自分はフルマラソンでは2012年11月に大田原マラソンで2時間58分50秒少々のサブスリーを達成し、今回はそれを上回ることを目標に臨んだレースだった。
(他にも何段階か目標はあり、高い方から2時間55分>自己ベスト>サブスリー>大阪マラソンの記録3:04、という感じ。)
フルマラソン向けの練習、例えば30キロ走やインターバルは実施しておらず、もっぱら通勤ランのみで鍛えてきた脚。そのため、あまり飛び抜けた記録は出せないだろうとは思っていた。
1週間前に自転車60km+オリエンテーリング1時間はやや強度が高かったけれど、そこからの調整は上手くいっていて、体調は万全だった。
強風に悩まされやすいらしい館山で、快晴・微風という最高の気象条件に恵まれ、これで記録が出なければ完全に実力不足という状況だった。
ウェア・ギアは下からadizero takumi ren、足裏に横アーチ対策のテーピング、TABIOのショート丈靴下、cepのカーフタイツ、C3fitのハーフタイツ、ポケット多数のランパン、finetrackの薄いやつ、阿闍梨シャツの薄いやつ、アームウォーマー、サングラス。時計はSUUNTO AMBIT2心拍計付き。
補給食としてアミノバイタルプロ×2、アミノダイレクトをポケットに携行。約10キロ毎に補給した。スタート前には貰ったメダリストゼリーでクエン酸補給。

スタート時、Aブロックにいたにも関わらずやや混雑した。その後、前半は2時間55分ペースのキロあたり4分9秒を目標にしていた。結果、AMBITの記録を見る限りは30キロまでそのペースを維持できていた。補給が成功している。コースではそこから最後のきつい登り(40m)があり、脚を使ってしまったようである。
マラソンはどれだけ走れる人でも後半は辛い。自分としては、中間点まではアップでそこからがマラソン本番、30キロ以降が本当の勝負だと思っているけれど、実際に今回もそこからが辛かった。辛くなってきた脚で、フィニッシュまで持つペースで全力を出し続けなければいけない。速度を緩めても、ゴールが近づくわけではない。速く進めば速く終わる、ということを考えつつあえいでいた。
後半で競っていた欧州のサッカーウェアで走っていた人に最後追い付ききれなかったが、無事フィニッシュした結果は、2時間57分26秒(グロス)。最大の目標には届かなかったけれど、マラソン向けの練習をしていなかったので仕方がない、自己ベスト更新したし頑張ったしこれで納得、と思えるタイムでした。

フィニッシュ後は足裏、でもアーチではなく足底筋膜が痛く、靴を脱いで芝生を歩き回っていた。フィニッシュ直後は消耗が激しくサービスの豚汁もゆっくりしか食べられなかったけれど、じきに回復。ただ、帰りのバスで3時間座っているのは結構辛かった。

また次にフルマラソンの自己ベストを狙うのは、再来年かな。

2015年1月23日金曜日

館山マラソン計画

明後日に迫った館山若潮マラソン
天気は寒くなく、風もなく、最高のよう。
良い記録を出したい。出せなければ完全に実力が足りない。

フルマラソンの自己ベストは2012年11月の大田原マラソンで2時間58分台後半。
3か月前の大阪マラソンでは暑かったにもかかわらず前半からキロ4近くで飛ばし、
中間地点を1時間25分くらいで越えてからどんどん失速した。結果3時間4分。

大阪マラソンでは大規模大会を楽しもうと思って
ある意味適当に走ったが、今回はタイムを狙って走る。
全区間キロ4で走ることができれば2時間49分でゴールできる計算になるが、
最近通勤ランしている感覚だとキロ4で42キロは絶対に持たないので、
2時間55分を目標にする。平均ペースはキロ4分9秒。

館山マラソンはそれほど平らなコースではないが、
アップダウンが激しいというほどでもないと思っている。
とりあえず前半はキロ4分5秒~10秒を目安に走る(SUUNTO AMBITを活用)。
後半は疲れ具合次第だろう。アミノ酸など補給も忘れずに。

館山は房総半島の先にあり、往復とも移動手段は東京湾を迂回する鉄道ではなく
アクアラインをショートカットするバス。
完全なる1人参加なので、ある意味のびのび走れると思う。
楽しみだ!

2015年1月15日木曜日

プロジェクトマネージャ試験勉強(1)計画

今年も4月の第3日曜日、4月19日に行われる情報処理技術者試験(公的資格)。
うちの会社では試験に合格すればモチベーションに足る額の報奨金が支払われる。
入社してから応用情報、情報セキュリティスペシャリスト、ネットワークスペシャリストと合格してきて、次はプロジェクトマネージャを狙っている。というか、それしか春の試験では受かりそうにない。秋にはまだシステムアーキテクトとかサービスマネージャとかあるのに。

テキストはBOOKOFFで以前から買ってあり読んでいたが、読むだけでは身にならないのは当然。
試験まで3か月に迫ってきたことだし、そろそろ本腰入れて学習に入らなければならない。
また、これまで合格してきた高度試験は非論文試験(=午後Ⅱの試験が論文ではなく文章問題形式)だったが、プロジェクトマネージャは論文試験なので、しっかりした勉強が必要である。

例によって放っておくと土日の予定が7割以上埋まってしまう自分の予定。勉強する時間を予定に入れなければ、合格は難しいだろう。
幸い、今月は2日間予定が空いている。そこでしっかり勉強したいと思う。

過去問題を1回解いてみたところ午前Ⅱ試験は問題なさそうなので、午後試験の対策に絞る。
午後Ⅰ試験は過去問題を5年分解こう。その結果次第。
論文も、最低5回は書こう。制限時間2時間以内に。それは必須。でないと当日慌ててしまう。

これらの問題演習は、試験の1か月前、3月中旬までには済ませたい。
午後Ⅰ試験は2時間、午後Ⅱ試験は3時間1つ解くのにかかりそう。
毎週最低何か1つは演習しないといけない。毎週のタスクに追加。

とりあえずは、こんな計画で。

2015年1月14日水曜日

TDS宿確保

UTMBなどの抽選結果が出るのが今日ということで、それらに出場確定した人たちが殺到する前に、シャモニー中心部のホテルを確保した。
もっと安いところも当然あるんだろうけど、15000円くらいで4泊。旅程が決まってくれば一部キャンセルもできるかな?
そして重要なところは、ダブルまたはツイン、というところ(シングルはなかった)。
もし同行したい人がいれば、安くホテルに泊まれますよ~!!お申し出ください。

航空券はまだ取ってないけど、いつぐらいに取るべきものなんだろうか。
3か月前くらいで大丈夫かなあ?

2015年1月12日月曜日

阿闍梨CUP Stage2 日和田山オリエンテーリング

前の土曜日に、日和田山にて首題のオリエンテーリングイベントを開催しました。
参加者数は3週間前のかわせみロゲには及ばないものの、90名以上。それなりのイベントになりました。
スタート時間を決めないフリースタートで練習会のような大会だったけれども、メイン運営者はTEAM阿闍梨の3名で、無事に成功させることができたことは何より。天気もよかったし。



普段オリエンテーリングをしない人が結構参加してきていた。
ひとえに、利佳さんを始めとするTEAM阿闍梨のこれまでの活動の成果だろう。
オリエンテーリングを潜在的にやりたいと思っている人がそれだけいるということ。オリエンテーリングイベントのスタンスや、広報・アピールの仕方の工夫次第なのかもしれない。

2015年1月7日水曜日

TDS出場決定

世界的に人気のトレイルランニング大会の1つであり、日本でも有名なウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)のうちTDSに出場決定しました!
昨日エントリー完了し、今日エントリー締め切りになり、TDSは定員に満たなかったため抽選なし、とのこと。http://www.ultratrailmb.com/page/68/News.html

ミーハーなトレイルランナーの目標としてエントリーしたけれど、これで正式に今年の目標レースに決定!
レース計画立てなければ。この計画も、本番と同様楽しいこと楽しいこと。長く楽しめる。

さて、最初の問題は宿泊先と航空券だと思うのだが、個人で手配したほうがいいのだろうか。
あるいはツアーを利用したほうがいいのだろうか。
ツアーの方が圧倒的に楽だとは思うけれど、どれくらい余計に費用がかかるものなのだろう。
調べなければ。誰か教えてください!!m(_ _)m
同行者、一緒にトレーニングしてくださる方も募集します。