昨日参加してきたとりけもロゲについて。
【スタート前】
前回2位に甘んじていたので気合を入れて準備した。しかし、今回は柳下さんが来ているということで良くて2位にしかならないな、という気持ちも持ちつつ。
先週武蔵新城のロゲ練習会に出て簡単な装備・補給で5時間ある程度走れていたので、今回もちゃんと走りきることを目標に。持ってスタートした補給は、水分600mlとエナジーはちみつ、ピットインリキッド。ウィダーエナジーとアミノダイレクトは最後まで使わなかった。
【プラン】
プランは、やや高得点ポイントの集まった会場東エリアを逃さないために最初に周り、その他は会場付近での時間調整は30と38でしかできないと思い、ラスト1時間で37、ラスト2時間で41か36あたりにいればいいかということを決めてスタート。全体的には時計回り。
【レース経過】
まず、初っ端に向かった44森の巣箱で道の角にそれらしいものが見つからずにうろうろして1分弱ロス(先の方にあった)。続いて50の看板が入り口にあるのを見逃し、広場をかなりうろうろして3分ロス。そして、49で行けると思った側からポイントにはたどり着けず戻った影響で3分ロス。この時点でまだ1時間弱だったが、今日は冴えないな、と思っていた。その後も追いついた新横浜駅手前で追いついたぴーすけさんを、新横浜駅での処理や日産スタジアムの迂回でいろいろ自分がミスして引き離せず。非常にリズムが悪い感じだった。
69の時点で1時間43分。ここからのプランを明確に決めておらず、悩んだまま川向橋を超えた結果、51に向かうことを決め、高得点の74を取って西へ。43をスムーズに取れたら28へ向かおうかと考えていたが思いもよらずアタックに迂回を強いられたので諦めて45,73へ向かうことにした。26は迂回を強いられそうに見えたのでスルーしたが、ちゃんと見ると道がちゃんとつながっているので行けば良かった(結果論で言えば取りに行かないほうが高得点につながった)。そのあたりの登りの時点で脚が疲れてきていることを実感。73の時点で3時間経過。41への登りで、脚が攣りそうになる。水分が尽きていたので、22に向かう途中で自販機でアクエリアスを購入し、ボトルに補充した。
その後は残り時間を頻繁に見ながら、あと何km走れるかを計算しながらの緊張を強いられるナビゲーション。37へ向かう目的の分岐の手前で入ってしまい1分弱ロス。47の印があんなに小さいとは思わずスルーしてしまい1分半のロス。かなり先々が険しくなる。
それでも大綱橋の時点で18分あれば30,38を取りにいけるかと思っていて、実際19分残っていたので、8も取った上で30へ。結構きつかったが、あと18分走れば解放される、と思ってマラソンの終盤のように頑張った。30取った時点で残り11分。36を取りに行くか迷ったが、迷っている時間がもったいないと思って意を決して取りに行った。なんとかスムーズに見つかり、残り時間は7分。1km少々先で登りもあると見込まれるフィニッシュに間に合うかどうかは非常に微妙で、間に合うために登りも全力で走った。もうフラフラ。時計も見ずに大倉山記念館はまだか、という感じでようやくたどり着いたフィニッシュ時計で間に合ったであろうことを確かめ、撮影して倒れ込む、というか行き絶え絶えで座り込んでしばらく動けなかった。
【フィニッシュ後】
結果は2位。1500点台の得点で、1位とは約150点差。追いつける差ではないが、思いのほか僅差だった。表彰式で沢山副賞もらえて、嬉しかった。
飲み会でも満美さんと話せたり、いっぱい褒め言葉もらえて、嬉しかった。
そんな、楽しい、満足感溢れるイベントでした。頑張った上で、成績も伴うと嬉しい!
2017年2月12日日曜日
2017年2月5日日曜日
橘樹郡今昔物語リバイバル練習会
イベントレポートです。
昨年11月6日(自分の結婚式の翌日)に開催されていたイベントのリバイバル練習会をやるというので、5時間走の練習として参加した。
このロゲでは、明治39年測図の地図を用いて、川崎市高津区・中原区周辺地域を対象にしていた。明治時代の地図だと、建物が少なくて田畑表記ばかり。ただ、等高線が見やすくなるので地形の凹凸がナビゲーションの手がかりとなる。道や水路については残っているものも多いが、改変されているものもまた多いので、見極めが必要となる。現代の地図を用いたロゲイニングよりも、時間の経過により同変化しているかという想像力が求められるイベントである。
自分は古地図を用いたロゲイニングは2回目?なのである程度対応することができたが、数カ所大きく時間をロスした。結果的に、得点は満点の4分の3程度だった。ただ、今回は練習会なので順位付けもなく、長時間走ることが目的なのでそれは達成できた。来週の土曜日のとりけもロゲではもっとガチ走りすることになるが、そこに向けて、現状を知り、不安感を軽減することができた。気温10度、走行距離37kmで、水分消費は600mlくらい。厚着した分発汗が多く、多めに消費した。
来週はもっと楽しもう。
昨年11月6日(自分の結婚式の翌日)に開催されていたイベントのリバイバル練習会をやるというので、5時間走の練習として参加した。
このロゲでは、明治39年測図の地図を用いて、川崎市高津区・中原区周辺地域を対象にしていた。明治時代の地図だと、建物が少なくて田畑表記ばかり。ただ、等高線が見やすくなるので地形の凹凸がナビゲーションの手がかりとなる。道や水路については残っているものも多いが、改変されているものもまた多いので、見極めが必要となる。現代の地図を用いたロゲイニングよりも、時間の経過により同変化しているかという想像力が求められるイベントである。
自分は古地図を用いたロゲイニングは2回目?なのである程度対応することができたが、数カ所大きく時間をロスした。結果的に、得点は満点の4分の3程度だった。ただ、今回は練習会なので順位付けもなく、長時間走ることが目的なのでそれは達成できた。来週の土曜日のとりけもロゲではもっとガチ走りすることになるが、そこに向けて、現状を知り、不安感を軽減することができた。気温10度、走行距離37kmで、水分消費は600mlくらい。厚着した分発汗が多く、多めに消費した。
来週はもっと楽しもう。
2017年1月30日月曜日
アドベントカレンダー振り返りその2
次に、25記事に対する個人的感想を。
■オリエンテーリング全体について
1.田中(基)氏:オリエンテーリングはなぜ面白いか
実際にのめり込んでいる人から見たオリエンテーリングの魅力がまとまっていて、分かりやすい。
4.加藤氏:トロント(および、カナダ)オリエンテーリング事情
カナダと日本で異なる点が多数ある。個人のオリエンテーリングライフの充実、およびオリエンテーリング界全体の発展のために、取り入れるべき点は取り入れないと。
カナダと日本で異なる点が多数ある。個人のオリエンテーリングライフの充実、およびオリエンテーリング界全体の発展のために、取り入れるべき点は取り入れないと。
20.小泉(成)氏:オリエンテーリングのここが変
経験が浅い人から見たオリエンテーリングの長所短所の一端が分かる。慣れてしまった人はあまり意識しない指摘もあるので、改善すべきところは積極的に改善すべき。
経験が浅い人から見たオリエンテーリングの長所短所の一端が分かる。慣れてしまった人はあまり意識しない指摘もあるので、改善すべきところは積極的に改善すべき。
23.加納氏:MTBOからみえるオリエンテーリングの醍醐味
他競技との比較は参考になる。比較の上で、こうした方が良い、という点が随所に見られるので、良い点はそのままに、改善すべきところは改善しよう。
他競技との比較は参考になる。比較の上で、こうした方が良い、という点が随所に見られるので、良い点はそのままに、改善すべきところは改善しよう。
9.宮西氏:月間走行距離50kmでもインカレ入賞する10の方法
各自の小技だったラン以外のテクニック?がよく紹介されていて参考になる。
12.佐野氏:日々のトレーニング(走ることのすゝめ)
ランニングの各種メニューが紹介されていて、走力を向上させたいと思う人にとって参考になる記事。
ランニングの各種メニューが紹介されていて、走力を向上させたいと思う人にとって参考になる記事。
13.三浦氏:アナリシスを書いて、オリエンテーリングに恋い焦がれる。
アナリシスの書き方の一例であり、他人のアナリシスの方法を知るのは良いことなのでは。
アナリシスの書き方の一例であり、他人のアナリシスの方法を知るのは良いことなのでは。
15.和田氏:意地
主観的に、ライバルを作れば速くなれるのでは、という話。
主観的に、ライバルを作れば速くなれるのでは、という話。
18.尾崎(弘)氏:大事なレースを走るとき大切にしていること
良いレースをするためにメンタル面で注意すべきことを自分を事例に紹介しており、共感するところがあった。おまけは秀逸。
良いレースをするためにメンタル面で注意すべきことを自分を事例に紹介しており、共感するところがあった。おまけは秀逸。
21.築地氏:今年度インカレスプリントへの準備
実際の大会を実例に準備をしたことが書いてあり、結果も出ているので目標レースがある人は大いに参考にすべきと思う。
実際の大会を実例に準備をしたことが書いてあり、結果も出ているので目標レースがある人は大いに参考にすべきと思う。
3.小泉(知)氏:練習会を開こう! ~10(8)回練習会責任者より~
「参加費以上に、開催時期やコンセプトの方が大事である」というのは、大会・練習会を開く上で非常に大事な示唆であると思う。また、練習会を開くための段取りがまとまっていて、参考になる。
17.結城氏:卒業後のインカレ(第1部:もう一つのインカレ、第2部:インカレ運営の記録、最後におまけ)
第1部はゆるい読み物、第2部は真面目な運営の裏側について、第3部は競技者視点でのアドバイスについて、それぞれ文量も多く非常に読み応えがあって、全体を通じて最も秀逸な記事。
第1部はゆるい読み物、第2部は真面目な運営の裏側について、第3部は競技者視点でのアドバイスについて、それぞれ文量も多く非常に読み応えがあって、全体を通じて最も秀逸な記事。
25.小柴氏:追憶 – TORTOISE NIGHT RELAY - 紙風船はたたくと膨らむ
大会の演出とリスクマネジメントについてよく考えられていたことがうかがい知れる。実際に実施して結果を試すことができなくてさぞ残念だったろう。
大会の演出とリスクマネジメントについてよく考えられていたことがうかがい知れる。実際に実施して結果を試すことができなくてさぞ残念だったろう。
■地図について
2.西村氏:地図調査って大変だよ。でも結構やりがいあるよ。地図作成者の視点で、どういうところにこだわっているかを知ることができ、興味深かった。
8.坂野氏:ストリートマップ作成と特色表示のすすめ
OCAD等に関する技術的な話だが、地図を作成しようとする人には非常に参考になる記事かと。
OCAD等に関する技術的な話だが、地図を作成しようとする人には非常に参考になる記事かと。
19.中村氏:僕の地図調査史を振り返りながらGPSの話でもしようか
過去からのGPSを用いた調査の変遷が分かって、読み物として面白い。実際に使うかは別として。
過去からのGPSを用いた調査の変遷が分かって、読み物として面白い。実際に使うかは別として。
■大会サポート
6.石塚氏:【第1部】実行委員長インタビュー!:全日本リレー裏話~そばっちの真実?~ 【第2部】インタビュー広報のススメ
かつてのO-newsを彷彿とさせる記事。OK-infoは熱意もいるが、非常に有用なものだと思うので是非頑張っていただきたい。
かつてのO-newsを彷彿とさせる記事。OK-infoは熱意もいるが、非常に有用なものだと思うので是非頑張っていただきたい。
7.尾崎(高)氏:インカレ動画ができるまで
映像づくりのTipsが紹介されている。撮影側の気持ちを知り、なるほどと思う。
10.的場氏:LapCenterほか、2016年の報告と2017年の予定映像づくりのTipsが紹介されている。撮影側の気持ちを知り、なるほどと思う。
的場さんにしか書けないが、計算センターや演出に造形が深い多くの人が興味のある話で、面白かった。
■個人史
11.今泉氏:リターンティアになるための十二章 〜いまオリエンに夢中の若きティアのみなさんへ〜
実例を伴わず、抽象的に書かれている。後々まで何度も読み返せば意味が実感できるのだろう。
実例を伴わず、抽象的に書かれている。後々まで何度も読み返せば意味が実感できるのだろう。
14.田中(圭)氏:私がオリエンを始めるまで・東大大会キャラクターレビュー
文才があり、また全く典型的な女子大生のオリエンテーリングの始め方だと思うので、興味深く読めた。
22.池氏:今にも落ちてきそうな空の下で。-この10年-文才があり、また全く典型的な女子大生のオリエンテーリングの始め方だと思うので、興味深く読めた。
あくまで個人の振り返りと今後の予想、という印象。
24.守屋氏:【大改造!!劇的ビフォーアフター】オリエンテーリングが私をここまで変えました☆
ぶっちゃけている感満載で、非常に面白い読み物だった。オリエンティアの一例の紹介として。
■その他、記録
5.匿名氏:追いコン練・会長練参加記録
文才があり、面白い読み物として秀逸だった。古地図オリエンは普通のオリエンティアには興味を持たれないかもしれないが、一ジャンルになり得ると思った。
文才があり、面白い読み物として秀逸だった。古地図オリエンは普通のオリエンティアには興味を持たれないかもしれないが、一ジャンルになり得ると思った。
16.田中(翔)氏:HHC2016 ~インカレロングエリート版~
結果はともかくとして、HHCの歴史が少し紹介されていたのは良かったのと、過去ロングが多かった時代からスプリントが多くなってきた時代の移り変わりにより、100時間が現実的でなくなっているのを初めて目の当たりにした。
各記事を何かに活かそうとするとき、以下のように分けられると思う。
■オリエンテーリング全体について→オリエンテーリング界、あるいはクラブ・個人の活動を改善したいと思う人が、参考にする
■競技について→主に個人で、あるいはクラブで、取り入れるところを取り入れる
■運営について→運営しようと思う人が参考にする
■地図について→地図を作ろうと思う人が参考にする
■大会サポート→それぞれ、興味ある人が参考にする
■個人史→共感できるものに共感する。あるいは、新人勧誘の参考にする。
■その他、記録→1つの企画、読み物として楽しむ。
で、さらに考察を深めると…というのは、また時間切れなので次回。
結果はともかくとして、HHCの歴史が少し紹介されていたのは良かったのと、過去ロングが多かった時代からスプリントが多くなってきた時代の移り変わりにより、100時間が現実的でなくなっているのを初めて目の当たりにした。
各記事を何かに活かそうとするとき、以下のように分けられると思う。
■オリエンテーリング全体について→オリエンテーリング界、あるいはクラブ・個人の活動を改善したいと思う人が、参考にする
■競技について→主に個人で、あるいはクラブで、取り入れるところを取り入れる
■運営について→運営しようと思う人が参考にする
■地図について→地図を作ろうと思う人が参考にする
■大会サポート→それぞれ、興味ある人が参考にする
■個人史→共感できるものに共感する。あるいは、新人勧誘の参考にする。
■その他、記録→1つの企画、読み物として楽しむ。
で、さらに考察を深めると…というのは、また時間切れなので次回。
2017年1月29日日曜日
ロゲイニングの定義は?
今日はみなとみらいで行われた、走ろう日本プロジェクト?の企画で行われたみなとみらいロゲに妻と参加した。10時スタートの2時間。
元から妻と2時間みなとみらいをジョギングするきっかけが主眼だったのでロゲ自体のクオリティにはあまり期待していなかったのだが、その期待をさらに下回るものだったので記録しておく。
まず、地図はGoogle mapか何かの間に合わせのもの。それを25,000に近い適当な縮尺のものを使用。細かい道や大きな建物も当然載っていない。大通りや水路をどこで渡れるのか分からず、タイムロスすることも多かった。
ポイントの示し方は、丸数字①~⑩で記載。そしてポイントの大体の位置を示している。適当に行って、その場所を探すのみ。
ポイント位置説明は、~~入口前、みたいな形で、特に説明文はなし。面白みがない。
地図配布は適当で、準備ができた人から順次スタート。2時間以上の時間で、各チーム持ちタイムはバラバラ。ただ、この点は楽しく走る企画なので問題ないと思う。
ロゲ終了後、地図とポイント一覧は回収された。営利イベントに勝手に複製した地図を使う、違反を知ってのことだったのだろうか。
普段出場するロゲイニング大会がいかに周到な準備のもとに開催されているか、改めて実感してしまった。やっぱり専門スキルだな。
元から妻と2時間みなとみらいをジョギングするきっかけが主眼だったのでロゲ自体のクオリティにはあまり期待していなかったのだが、その期待をさらに下回るものだったので記録しておく。
まず、地図はGoogle mapか何かの間に合わせのもの。それを25,000に近い適当な縮尺のものを使用。細かい道や大きな建物も当然載っていない。大通りや水路をどこで渡れるのか分からず、タイムロスすることも多かった。
ポイントの示し方は、丸数字①~⑩で記載。そしてポイントの大体の位置を示している。適当に行って、その場所を探すのみ。
ポイント位置説明は、~~入口前、みたいな形で、特に説明文はなし。面白みがない。
地図配布は適当で、準備ができた人から順次スタート。2時間以上の時間で、各チーム持ちタイムはバラバラ。ただ、この点は楽しく走る企画なので問題ないと思う。
ロゲ終了後、地図とポイント一覧は回収された。営利イベントに勝手に複製した地図を使う、違反を知ってのことだったのだろうか。
普段出場するロゲイニング大会がいかに周到な準備のもとに開催されているか、改めて実感してしまった。やっぱり専門スキルだな。
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