2017年9月3日日曜日

地図は大事。 白山ジオトレイル1日目

朝5時にホテルのベッドにて目覚め。出場用のウェアに着替え、シュークリームやパンなどの朝食を胃の中に詰め込む。白山比咩神社駐車場にて受付待ちの時間、自販機の缶コーヒーを飲んで最後の手持ちでない飲食をする。


全員が個人で受けるインタビュー動画では、瞬き多すぎで不審。神社への参拝で厳かな気分になり、いよいよスタート。見送った妻の「いってらっしゃい」は涙声だった。少しの間感傷に浸る。
この重さを背負って走ったことは無かったので、ペースを探りながらのジョギング。先頭3人には見える位置ながらも離され、5番手になった。
しかし、小さな里山を越えた後の街中に入るところで先頭3人が分岐を間違えコースを外れていった。自分とすぐ近くを走っていた鹿野さんはちゃんと地図を見ていたので分岐を曲がって正規コースへ。実質先頭に躍り出た。
そのままCP1金剱宮(きんけんぐう)まではしゃべりながら併走。その後の登りで僕はストックを取り出し、離していった。

CP2獅子吼(ししく)高原に着いたとき、先頭3人のうち高坂さんは正しいルートへ戻ったが2人は前で走っているがペナルティがある予定であることを聞く。まだ誘導の案配の分からないコースの前を走っている人がいると分かり、ややほっとした。
その後は尾根上をしばらくスピードハイク。そして沢へ下りていって、増水した清流をいくつも越えていくところで藤橋さんに追いつき、CP3まで前後する。


CP3の後は1人旅。しかしコースマップを大会側から貰ったA4の薄い袋で腰のポケットに入れていたらくしゃくしゃになってしまってうまく読めない。そしてトレイルの登りで左足後ろの靴擦れがいよいよ痛くなってきて、後々に響かないように止まって腰を下ろして絆創膏を貼った。
ロードに下りてからは暑く、そして2km程度が長く感じ、歩きも交えるほど疲れていた。肩もザックの重みの負担で痛かった。

ついに1日目フィニッシュ。5時間もかかっていなかったが疲れはひどく、しばらくは荷物を片づける気力無く、座り込んでいた。
落ち着いたら水道の水を浴び、風呂へ。石鹸水をポリ袋に入れてウェアを洗濯。慣れない食事や荷物の整理をしていたら、日は落ち夜は更けていった。なお、ミスコースしてトップでフィニッシュした若岡さんは1時間ペナルティ+正規コース再送分加算となり、自分がトップに。しめしめ、ちゃんと地図見ないとな、と内心思っていたのは内緒。
翌日以降の地図は、念のため持参していたA3の袋に密封して、折りたたんでザックの前ポケットに入れるようにした。

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