2017年9月4日月曜日

順位はモチベーション。 白山ジオトレイル2日目

スタートの2時間ほど前、朝5時に目覚める。アルファ米を食べて今日のレースに備える。果たして2日連続の、そしてこれからまだ6日も続くレースで身体が動くのか考えつつ。
静かな朝だが、自分はブリーフィングの直前まで、そしてブリーフィング中も日焼け止めを塗るなどの準備に追われていた。

この日のコースは昨日と同じように最初に少しだけトレイルがあって、あとはほとんど林道。ただし最後に少し山頂ピストンと激しく急な下りがある。1日目よりトレイル率がかなり少ない分だけ楽である。というか白山ステージを除けば1日目が一番トレイル率が高い。


スタートしてすぐに若岡さんに次ぐ2番手に。すぐに離された。あっという間である。

サイクリングロードをしばらく走ったCP3で水補給と水浴びをしている間に高坂さんに抜かれる。そしてその後は沢沿いでオロロ多発地帯、洗礼を受けるエリア。当然自分もまとわりつかれ、噛まれると払わざるを得ない程度には痛い。タイツやアームカバーの上からでも容赦なく噛んでくる。頭部の虫除けカバーを取り出して装着するよりも、早くこのエリアを抜けることしか考えずに一心に進んだ。

オロロ地帯を抜け、下りに入って快調に走っていると高坂さんに追いついた。しんどそうだったので追い抜き。再び2番手になって満美さんの待つCP5に到着。聞くと若岡さんとそう離れてないそう。水を補給してホースでたっぷり浴び、体温を下げて長~い登り林道へ突入。
暑いのは暑かったが、入り口の100m少々ある真っ暗なトンネルが涼しくリフレッシュ。また高度を上げるほどに暑さはマシになった。登りの最中に初めてスローバーを食べてみたら、この暑い中では水と一緒に口に入れないととても食べられなかった。選択をミスったかと思ったが、スローバーは逆にゆっくりな白山ステージでは大いに役に立つことになる。
林道頂上分岐では、ちょうど若岡さんが山頂を通過したことを知らされる。「あれがこれから行く山頂だよ」と教えてもらったときに出た自分の答えは「ちょっと遠いですね(*_*;」というやや疲れ気味な感じ。
3分ほど行くと若岡さんとすれ違う。山頂へ登りきってレッドクリフ夫妻と挨拶を交わし、下りたところで鹿野さん、高坂さんとすれ違った。
その後の急な下りはぼちぼちと。ポールがない方が早く下れると思うが、脚へのダメージの大きさを考えるとどちらがいいかは分からない。ポールの扱いに慣れてない分遅いのもあるだろう。
下りきって、昨日よりは短いロードを走ってフィニッシュ。
最後の最後でフィニッシュゲートが見えずに地図を取り出したりしたけど、2位確保。ペナルティ含めればこの時点では辛うじて暫定1位だっはず。しかしやはり疲れはだいぶあり、片づけるまで時間はかかった。それでも鶏ささみパックとほうれん草入りクラムチャウダーは美味かった。

この日は風呂まで片道3kmもあるので、日が傾く16時頃まで待ってから、久保田さんと一緒に歩いていった。遠かった。
明日は更に1時間スタートが早いので、暗くなる頃には寝に入ってた。自然に合わせるスタイル。

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